NH-U12A chromax.black vs KRAKEN 120 ・・のはずが!で書いた通りKRAKEN 120を買ったのはいいがLGA1700用のリテンションキットが間違って送られてきたので取り付けできずに放置してました。

ショップに連絡したところ「当店としてもこのリテンションキットしか渡されていないので、取り付けできないなら代理店に連絡してほしい」とのことでした。

今回の代理店はアユートみたいなので早速お問い合わせフォームから連絡。

内容は「KRAKEN 120を買ったんだけど、ショップでもらったLGA1700用リテンションキットじゃ取り付けできないんだが?これって別のリテンションキット必用だよね?送って?」という感じ。

すると購入証明なども求められず住所だけ連絡して送ってもらうことができた。

で、送られてきたのがコレ。

前回のものはただの袋だったけど、今回はちゃんと箱に入ってる。

まぁ以前のはショップ向けだからバルク状態だったのかもしれないけど。。

中身を開封するとこんな感じになっている。

うむ、やはり前回とは全く違う。

んでまぁ早速取り付けるわけだが、もはや分解とか取り付けの画像は不要かなって思うので結果だけ。

まずはラジエーターをフロント側に吸気で取り付けた結果。

はい、残念ながらサーマルスロットリングが発生してしまいました。

外気を直接ラジエーターに当てられるぶん冷えるかなって思ったんだけど、10分実行するとぎりぎり100度に到達してしまう感じ。

何度かやり直してみたけどいずれも結果は同じだった。

やはり冷却液の量が少なくラジエーターも小さいため温度が上がりやすいようだ。

が、このケースはちょっと特殊な構造になっており電源の排気がフロント側で行われるようになっている。

もしかするとラジエーターで暖まった空気を電源ファンが吸い込み、それをフロント側に排気することで悪循環になっている可能性もある。


と言うわけで、今度はラジエーターを排気側に取り付けてみた結果がコチラ。

おお、サーマルスロットリングが発生しない。

吸気側につけるより排気側につける方が冷えるのか。

たぶん先程書いたような悪循環が発生していたんだろうな。

しかし最高温度が91度か、、、

これならNH-U12A chromax.blackの方が冷えるな。

youtubeで見たこの動画だと12900Kでもぎりぎり冷やせるという事だったので12700なら余裕かなって思ったんだけど、そうでもなかった模様。

まぁ動画ではバラック状態だけど、手元では窮屈なケースに収めているし仕方ないのかな。


ひとまずこれで気になっていた120mmラジエータAIO水冷とハイエンド空冷、どっちが冷えるのかってのは決着したわけだ。

世に出回っている情報通り、ハイエンド空冷と比較すると120mmAIO水冷はダメな模様。

もっと言えば 安くて冷えるは本当かっ!? Deepcool AK400 vs Core i7 12700 で検証した Deepcool AK400 の方がずっと冷えるという結果。

3500円の空冷に負けるんだからこれもはや存在価値・・・っていうキモチになった。

ケースを変更するとまだ化ける可能性もあるんじゃないかとは思うけど、ケースはでかくて邪魔だしおいそれと増やせないのでなかなか検証しにくいよね。

FractalDesign Torrent Nano あたりは気になってはいるんだけど、Mini-ITXケースにしてはちょっとでかいし高いんだよねぇ。

お金をあまりかけず場所もとらずにお手軽に検証できそうってなると CoolerMaster NR200 あたりが丁度よさそう。

とは言えSST-SG16 SUGO16も気に入ってるから手放すつもりは今のところないし。

ケースが増えると場所とって邪魔だから検証する事はないかなぁ...

ま、いずれ気が向いたらね。

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