電源とCPUクーラーを交換していたらなんかアレな事態になってしまった。
まずこの最終的に組替えた状態の画像を見てほしい。
FSP DAGGER PRO SDA2-650 がキレイにおさまっている。
「あれ?CPUクーラー変わってないじゃん」と思ったアナタ。
全面的に正しい。
何故CPUクーラーを交換しなかったのか?
交換しなかったのではない、交換できなかったのだ。
まず 悲劇 が起こり愕然としながら電源を交換する。
これがその過程なのだが、画像をよく見ると気付くと思うが既にCPUにグリスがついている。
そう、これはクーラーを取り付けてマザーボードを設置し、電源を取り付けようとして失敗したのだ。
ケースの容量が小さいためCPUクーラーを取り付けてからでは電源が取り付けられなかったのだ。
なので一度CPUクーラーをはずし電源を取り付けたところの画像になっている。
続いてこちらの画像を見てほしい。
電源を取り付けた後にCPUクーラーを取り付けようとしたのだ。
そう、取り付けたのではなく、取り付けようとしたのだ。
察しのいい方はお気付きだろうが、またしても取り付けられなかったのである。
先程の画像とこの画像を見比べるとわかるが、右側についているファンが取り外されている。
だってファンがついていたらヒートシンクが収まり切らなかったんだもの。
そして左側に目を向けると、電源とヒートシンクの間に隙間が一切ないことに気付くだろう。
そうだ、電源ケーブルを取り付けられないのだ。
ぐぬぬ。。。
というわけで、色々失敗を繰り返した挙句が最初の画像である。
一応言い訳しておくと、ただの目算で Noctua NH-D15S が取り付けられると思い込んでいたわけではない。
Noctuaの公式ページにあるCompatibility Centerで全て確認を行ったうえで取り付けられると思っていた。
何故なら 12700との互換性 も ROG STRIX B660-I GAMING WIFIとの互換性 も SUGO 16との互換性 もNoctuaのサイトではOKとなっているのだ。
しかし1つだけ罠がある。
そう、SUGO 16との互換性 については高さ方向しか書いていないのだ。
確かに気になってはいたんだ、横幅について。
ぎりぎり入るかどうかだろうな、という予感はしていたんだ。
そして見事にそこにハマったのである。
なので結局電源を交換してCPUクーラーのグリスを盛り直しただけになってしまった。
グリスを盛り直してベンチマークのスコアが上がったかと言われると微妙で、CINEBENCH R23のマルチで100くらい上がったかなという程度。
一応上がった事にかわりはないのでグリス不足で性能が出ていなかったというのも事実ではあるらしい。
しかし結局まともに使うならCPUクーラーは買わねばならんのか。。
まぁ候補のクーラーは各所売り切れになっているので、しばらくこのままかなぁ。
AK620を候補に入れていたけど、これもファンを2つとも取り付けるとNH-D15Sとかわらない幅になっちゃうので、使うとしたらシングルファンになりそう。
AS500やAS500 PLUSは問題なさそうに見えるので、このあたりも候補に入れた方がいいだろうか。
AINEX SE-226-XTも寸法を見る限り問題なさそうに見えるので、ちょっと考えておこう。
総じてこのSUOG 16というケースは非常に組みにくいケースと言わざるをえない。
まぁ作りは結構いいので組みにくいから使わないかって言われるとそんな事はないのだが、初心者には勧めにくい代物である。
パーツさえきちんと選べば全く問題はないし、組込みで悪戦苦闘するのも自作の醍醐味と言える。
が、万人に受けるようなものではないので、このケースを買う場合はこのあたりを理解したうえで購入することをオススメしたい。
0 Comments