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おや?CPUの様子が... というわけでCPUが増殖したので今回も Intel Core i5 12600K 検証 と同様に検証してみる。
増えたのはタイトルにもある通り Intel Core i7 12700K という、前回検証した12600Kよりひとつ上のCPU。
何故増えたのかはイマイチよくわからないが気付いたら増えていた。
まぁラッキーと思っておこう。
で、今回もやる事はみんな大好きCINEBENCHを実行してHWINFOで数値を読むだけ。
まずはマザーボードの標準設定であるAutoの結果から確認。
PBP 125W, MTP 190Wの名に恥じない消費電力という印象。
まぁPBPはぶっちぎってるしMTPには全然届いてないしその指標は一体何のためにあるのって思わなくもないけど。
12600Kよりスコアも温度も消費電力も順当に上がっている感じだが正直ちょっと消費電力が大きすぎかなって思わなくもない。
性能に関しても正直普通の用途にはここまで必用ないんじゃないかなって。
CPU Clockの表記は左から 1コアブースト最大 / 全コアブースト最大 / ベース という表記。
続いてAI Overclocking機能を有効にする。
前回同様 AI Optimized な設定にして計測。
室温の影響なのかわからんけど、設定する時々によってクロックがかわるみたい。確認できているのはブースト5.3の時と5.4の時がある。
計測時は5.3だったのでその結果をば。
12600Kの時と同様、シングルは100程度、マルチは2000程度の上昇となっている。
しかしうちにある固体の場合はOCの伸び代は12600Kの方が上みたい?ブースト5.4になった時に計測するとまた違うのかな。
消費電力は何故かシングルの時はデフォルト設定とそう大きく変わらなかったが、温度だけはちょっと上昇したという謎現象。
マルチに関しては12600Kと似たような傾向だが12600Kと比較すると消費電力の上昇は控え目な感じ。
12700Kが153 -> 215、12600Kが110 -> 195なので増えた電力に対しての性能上昇率は12700Kの方が優秀ということになる?
最後に低電圧化の結果。
色々やってみたけどCINEBENCH R23マルチ10分を完走できるのは -0.07v までだった。それより下げると途中でBSOD。
ちょっと下げすぎたのかスコアが若干下がっているが、試行回数が1回なのでまぁ誤差の範囲なのかもしれない。
温度も消費電力も順当に下がっているが下げ幅は小さめ。
P-Coreの数が増えているせいだと思うけど温度が下がった割に消費電力はほとんど減っていない印象を受ける。
まとめ
個人的な評価としてはちょっと微妙。
価格と性能と消費電力のバランスを見れば優秀なんだろうけど、正直自分の用途(ライトなゲーム)にはちょっと消費電力が多すぎるかな。
もっとヘヴィなゲーマーさんとか、マルチメディア系のクリエーターさん、ゴリゴリ開発もやるような人には向いているかもしれない。
が、こういった遊び(オーバークロック)をしないなら正直12700(無印)の方がオススメできる気がする。
自分の用途では12600Kまたは12700(無印)、もしくは12900(無印)あたりがベストバイな気がする。(もしくはT型番)